さらなる飛躍目指す　成田さんインターハイ２種目出場

　須賀川一中出身の成田朱里さん（郡山高３年）は８月３日から札幌市厚別公園競技場で行われる全国高校総合体育大会（インターハイ）陸上競技の女子１００㍍と２００㍍に挑む。岩瀬郡市陸上競技協会の激励金交付式は26日、並木町運動場で行われ、安藤昭人会長がエールを送った。
　成田さんは小学生時代から全国を舞台に活躍を続けており、今月の県総体では１００㍍を11秒91の県高校記録で優勝した。
　「東北大会ではバランスが崩れてスタートもうまくいかず、３位入賞しましたが反省点も多かったです。そこからスタートの動きなど練習して調整を繰り返し、県総体ではうまく決まって自己ベストが出せました」と振り返る。
　インターハイについて、「県総体でも後半の腕と足の動きの連動など改善点はあったので、その点を直して決勝に残り、入賞に近づけたいです」と意気込む。
　また「高校卒業後、大学でも陸上を続けたいです」と笑顔で語った。
　なお成田さんの弟である光志さん（学法石川高１年）は自転車競技のＪＯＣジュニアオリンピック∪17ポイントレースで優勝するなど活躍しており、兄弟そろってのインターハイ出場も決めている。