駅前周辺の警備体制確認 4年ぶりに1万発打ち上げ 8月26日釈迦堂川花火大会

イベント行政須賀川市

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    花火大会スケジュールなどを確認した委員会

 須賀川市の第42回釈迦堂川花火大会は、8月26日午後7時から4年ぶりに市民スポーツ広場で約1万発の花火を4章構成で約90分打ち上げる。大会に向けた第2回実行委員会が26日、関係者ら約30人が出席して市役所で開かれた。
 今年の花火大会は「共につくる 住み続けたいまち すかがわ」の実現に向け、情報発信のさらなる強化と観光誘客の促進が図れるイベントを目指し、市民との協働開催で、元気な須賀川市を県内外に広くアピールしていく。
 当日は雨天決行、荒天中止。約10万人の人出を見込み、午後6時半から唐笠行灯花火、同45分からメモリアル花火12発を打ち上げる。午後7時から実行委員長の橋本克也市長らのカウントダウンで約1万発の花火がスタートする。
 音楽創作花火10セット、有名花火師による尺玉の競演20発、須賀川市×M78星雲姉妹都市スターマイン、尺玉30連発などを予定している。
 1日に須賀川二中、仁井田中、長沼中、岩瀬農業高、須賀川創英館高、須賀川桐陽高の6校合唱部員ら85人が収録した「友よ~この先もずっと」とのコラボレーション花火は第1章で打ち上げる。
 花火大会協賛金を市内外事業者や団体のほかホームページで協力を呼びかけ、18日現在で2592万円寄せられた。物価高騰などを考慮し、初めてクラウドファンディングを来月末まで実施し、目標300万円に対し18日現在で8万5000円が支援された。
 有料観覧席は市観光交流課やプレイガイド(セブンイレブン、ファミリーマート)で販売中で、料金はテーブル席は前売り1万8000円(当日1000円増)、イス席は前売り3500円(200円増)。
 現在の販売状況は中宿公園・丸テーブル席89%(残り119席)、イオンタウン北側駐車場テーブル席47%(137席)、東部環状線未来大橋南側イス席33%(665席)、同北側イス席40%(594席)。
 交通渋滞緩和のため臨時列車を上下線合わせて37本運行予定で、須賀川駅は現在改修工事中であり、交通規制エリアを一部拡大して午後11時まで延長し、実行委員会、須賀川署、消防署、JR東日本で当日の警備体制など入念に確認を重ねている。露店は須賀川駅前周辺に約170店が出店する。
 実行委員会で橋本委員長は「当日の運営や安全対策など関係機関と協議を重ねながら準備を進め、特に駅前周辺の警備は安全対策に万全を期す考えです。関係者の皆さんのご理解とご協力をお願いします」とあいさつした。

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