飛行機を背景に駆け抜ける小学生ランナーたち
福島空港利用促進協議会の空港ランウェイマラソン大会は30日、同空港で行われ、県内外から集まった6歳から71歳まで292人が滑走路を飛行機のように駆け抜けた。
白河市のMT・mafu projectの運営。
滑走路マラソンは地方空港の新たな活性化策として注目されている全国でも珍しいイベント。
開港30周年記念事業として「ラン・フォー・オール オール・フォー・フクシマ~福島の未来への滑走路~」をコンセプトに、性別・年齢別10部門を実施した。
選手たちは夜明け前から会場に集まり、ウオーミングアップしながら出走を待った。
東の空が白み始めた頃に5㌔コースから次々とスタートし、視界を遮る遮へい物がない滑走路を選手たちは伸び伸びと走っていた。
1・5㌔小学生高学年女子の部を優勝した藤田羽奏さん(西袋一小6年、円谷ランナーズ)は「どこまでも平地でまっすぐの道で、走っていてとても楽しかったです。ぜひまた走ってみたいです」と満面の笑顔で語った。
須賀川・岩瀬勢はこのほか、3㌔中学女子で森結愛さん(天栄村)、1・5㌔小学生低学年女子の部で樋口美織さん(須賀川市)がそれぞれ優勝した。