釈迦堂川花火大会は例年以上の大混雑予想 駅や会場の群衆雪崩に注意 須賀川署は混雑状況など情報発信

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    群衆雪崩など起きないよう対策を確認する赤松署長たち

 須賀川市の釈迦堂川花火大会は26日に4年ぶりの通常開催を迎えるが、他県での傾向を踏まえ例年以上の混雑が予想される。群衆雪崩などのトラブルを発生させず来場者が安全にイベントを楽しめるよう、須賀川署はホームページやポリスメールで当日の混雑状況や交通渋滞の状況をリアルタイムに発信するなど、全署員一丸となって対策に取り組む。
 赤松正広署長をはじめ幹部署員ら10人は31日、須賀川駅や観覧会場など、当日特に混雑が予想される場所に足を運び、対策などを確認した。
 同署によると、特に今年は例年以上の来場が予想されるだけでなく、須賀川駅が改修工事中のためホームの一部に狭い場所があり、転落などの事故を防ぐためこれまで以上に厳しく入場制限をかける。そのためホームに入れない待機列などで駅周辺はより混雑する恐れがある。
 須賀川駅はできるだけ混雑を回避するため、当日午後3時から11時47分まで、臨時列車を下り19本、上り18本の計37本運行するほか、駅東側(笠原工業方面)に臨時券売機を設置する。
 また上り線(白河方面行き)利用者は午後3時以降、現在工事中の駅西側(バス停留所付近)に設置の臨時改札を使うことになる。
 特にイベント終了後の駅周辺は大混雑が見込まれるため、予め往復券の購入を呼びかけている。
 須賀川署は当日、県警交通機動隊や警備隊、補導員などの協力を要請し、全署員と合わせて100人以上の体制で安全確保に尽力する。
 影山恵理子地域課長は「当日はポリスメールなどで情報発信するので、予め登録していただき、確かな情報と現場の警察官等の指示に耳を傾けてトラブルを避けるようご協力をお願いしたい」と呼びかける。
 また危険を回避するためのポイントとして「人が密集する場所に近づかない」「渋滞を覚悟し、帰りを急がない」なども挙げた。
 ポリスメールの登録は専用アドレス(pmf01@uh28.asp.cuenote.jp)に空メールを送信し、返信されるメール内容に沿って情報を入力する。釈迦堂川花火大会関連の情報を得るには、エリア選択で須賀川を選ぶ必要がある。
 また同署では当日の交通規制情報もホームページに掲載している。
 問い合わせは同署(℡ 0248-75-2121 )まで。

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