少年の主張大会 中学生が夢や思いを熱弁 細田さん最優秀賞に輝く 俳優・相樂さん講演も

教育須賀川市

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    大会出場者と司会担当した生徒たち
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    「夢」をテーマに講話した相樂さん

 須賀川市の第20回少年の主張大会・市青少年健全育成推進大会は2日、保護者や学校関係者ら約100人が参加してtetteで開かれ、中学校・義務教育学校の代表10人が発表し、最優秀賞は細田一葉さん(西袋中3年)「叶えたい夢」が選ばれた。
 須賀川市教委、市明るいまちづくりの会連絡協議会主催。
 中学生たちが日頃考え感じていることを広く社会に向けて発表する機会を提供し、市民の青少年健全育成に理解を深めるため開いている。
 開会式で森合義衛教育長は「社会情勢が目まぐるしく変化する中、子どもたちが自分の力で生き抜く力を身につけることは、我々大人に求められていることです。ともに学び、ともに育ち、ともに生きる、未来へつなぐ人づくりへご理解とご協力をお願いします」とあいさつした。
 ジュニアボランティアの壁谷大さん(須賀川一2年)、吉田乙彩さん(同3年)、須賀陽菜乃さん(須賀川二2年)、芳賀優那さん(同)が司会進行し、各校代表が将来の夢や身近な出来事、SDGs、自らを取り巻く環境などをテーマに堂々と発表した。
 青少年健全育成推進大会は、須賀川市出身の俳優で劇団「殿様ランチ」所属の相樂孝仁さんを講師に迎え、「青少年に向ける壮年(中年)の主張」をテーマに、夢を叶えるプロセス、強い思い、目標の可視化などを説明し、中学生たちにエールを送った。
 表彰式で橋本学審査委員長(長沼東小教頭)は「皆さんの夢に近づく第一歩となる発表ばかりでした」と講評した。
 最優秀賞・優秀賞受賞者5人は9月21日に新地町文化交流センターで予定の県大会に市代表候補者として推薦される。
 審査結果は次の通り掲載は発表順。
 ▽最優秀賞=細田一葉(西袋3年)「叶えたい夢」
 ▽優秀賞=四栁遼大(岩瀬3年)「心に『思いやり』というフィルターを」、
 柳沼結音(須賀川一3年)「私らしく」、
 遠藤陽菜(稲田学園9年)「つながる地域と笑顔」、
 押川千晏(小塩江3年)「今日から私が宣伝部長」
 ▽優良賞=松本ひなた(仁井田3年)「ありのまま」、
 宗形椛音(大東2年)「規格外野菜について」、
 鈴木巧磨(長沼3年)「野球から得たもの」、
 伊藤蒼史(須賀川二3年)「野球界を盛り上げるぞ」、
 岩谷芽依(須賀川三3年)「ヤングケアラーの立場になって」

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