開かれたナシ(幸水)の合同目揃え会
JA夢みなみのナシ(幸水)合同目揃え会は7日、あぐりフルーツ館で開かれ、果樹連絡協議会、果樹部会、営農部などの役員や職員ら約30人が参加し、同一規格の出荷を確認した。「幸水」の品評会は17日午前10時半から、きゅうりん館で開く。
各地区のナシのサンプルを規格ごとに配置しカラーチャート、最低重量、変形果、霜傷果、病害虫など出荷規格について確認し、「特秀」「秀」「赤秀」の3階級に分類、品質の向上を図った。
郷隆果樹連絡協議会長が「降霜被害がありましたが、品質を揃え少しでも収入につながればと思いますのでお願いします」、八木喜孝営農経済担当常務理事が「熱中症に気をつけて作業してください。3地区で同じ規格で出せるようお願いします」とあいさつした。
須賀川普及所の鈴木健斗技師がナシの作柄状況を、JA全農福島郡山園芸センターの田中久雄課長代理が市場情勢を説明した。
幸水、豊水、あきづき、南水、新高などの販売量は、すかがわ地区が8万2000ケース、しらかわ地区が1万5000ケース、いしかわ地区が1万5500ケース、合わせて11万2000ケースを予定している。
あぐりフルーツ館の選果期間は幸水が10日から9月1日、豊水が9月1日から25日、あきづきが9月13日から30日、南水が9月10日から25日を予定している。