住民の利便性向上へDXの推進を呼びかける木賊町長
鏡石町の第1回DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略推進本部会議は9日、役場会議室で開かれ、住民の利便性向上や業務の効率化を実現させるデジタル技術の活用に向け今後の進め方など確認した。
町では行政分野だけでなく、健康づくり、医療、介護、観光、農林水産、インフラ整備、防災など様々な分野でのデジタル化に向け、今年度にDX推進計画を策定しながら、できるだけ早期の実施を進めていく。
推進本部は木賊正男町長を本部長に、小貫秀明副町長、渡部修一教育長、各課長ら14人で構成し、DX化を全庁的に推進する。
木賊町長は「住民の利便性向上の視点を持ちながら進めていくことが重要。デジタル化は住民生活や利便性向上の手段であって、目的と手段をわきまえて進めていくことが大事となる。様々な意見をいただきながら、現場におけるデジタル化を進めていきたい」とあいさつした。
今後、係長らをメンバーとする推進委員会で、各課の業務実態や地域の動向把握を進め、より最適なデジタル技術の導入に取り組んでいく。