関東方面に向け始まったナシの出荷
JA夢みなみすかがわ岩瀬地区のあぐりフルーツ館でナシ「幸水」の選別作業が10日から始まり、10㌔入り300ケースを関東方面に出荷した。
果実肥大は暦日対比で平年より大きく、満開後日数比較では平年よりやや小さい状況で、甘さは十分である
初日は東部、西袋、鏡石の農家13軒が運び込み、パート従業員らが形や色など1個1個丁寧に選別し、箱詰め作業に追われた。ピークの20日頃は約60人で作業する。
「幸水」が終わると9月には「豊水」「南水」「あきづき」、さらに洋ナシ「ラフランス」や「ル・レクチェ」の出荷が続いていく。
17日にナシ品評会
JA夢みなみ、同果樹連絡協議会のナシ品評会は、17日午前10時半から大会議室で開かれる。
ナシの品質向上を促進するため果樹栽培の技術向上と普及を図り、夢みなみブランド確立に資する目的。
品種は「幸水」、規定は5㌔16玉パック使用、着色はカラーチャート「1・5」を基準とし、すかがわ地区から58点、しらかわ地区17点、いしかわ地区から5点の計80点が出品される。
審査基準は色目、形状、玉揃い、病害虫の有無の外観について行い、糖度(デジタル式)は参考基準となる。
審査員長に県中・県南農林事務所長、審査員にJA夢みなみ代表理事組合長、果樹連絡協議会三役などが務め、最優秀賞の5点には副賞(JA商品券1万円分)、優秀賞5点(同5000円分)、優良賞10点(同4000円分)には褒賞を贈り表彰する。参加賞はJA商品券3000円。
即売は18日にJAあぐり夢みなみ各直売所で販売する。