須賀川市文化団体連絡協議会の第34回須賀川市文化フォーラムは、9月2日午後1時半からtetteたいまつホールで開かれる。講演会は須田元大特撮アーカイブセンター長が講話するほか、小林春子さん(須賀川美術協会幹事)ら5人を功労者表彰する。
市文団連は昭和46年に発足し、現在は19団体が加盟している。
文化フォーラムは県内外で歴史、伝統、芸術文化など各分野で活躍する講師を迎え、講演会を通して文化的環境に対する見識を深めるとともに、個人はもちろん各団体の文化的資質の向上を目指すため開いている。
講演会のテーマは「須賀川市の特撮文化と特撮アーカイブセンターの役割」。定員は150人で、文団連加盟会員でなくとも誰でも聴講できる。
問い合わせは市文化振興課内の事務局(℡ 0248-88-9172、FAX 0248-94-4563 、メール・bunshin@city.sukagawa.fukushima.jp)で受け付ける。
講演会終了後の午後3時15分頃から、第2部功労者表彰式を行う。
各文化団体個々の活動において、長年にわたり実践し、優れた功績を残してきた会員を表彰し、文団連活動のさらなる発展への動機付けを目指す。
今年度は須賀川美術協会幹事の小林春子さん、市文団連副会長の五十嵐照男さん、須賀川華道連合会幹事の斧田香静さん、桔槹吟社幹事の猪越千代さん、須賀川合同民謡会副会長の和田光雄さんの5人の功績をたたえる。
受賞者の主な功績は次の通り。
▽小林春子さん=永年にわたり美術協会役員を務め、会の事業運営に貢献。日本画の分野を中心に、青少年育成に努めるなど市芸術文化発展に貢献
▽五十嵐照男さん=永年にわたり市文団連役員を務め会運営に貢献。文化事業に意欲的に携わり、副会長として会をけん引するなど市文化団体活動振興に貢献
▽斧田香静さん=永年にわたり華道連合会役員を務め、生け花の技術向上に努め、後進の指導育成に尽力するなど市の芸術文化発展に貢献
▽猪越千代さん=永年にわたり桔槹吟社役員を務め、団体主催行事はもとより、市の俳句振興にも積極的に携わり、俳句文化隆盛に寄与
▽和田光雄さん=永年にわたり合同民謡会役員を務め、三味線、民謡指導に尽力し、後進育成に努めるほか、市の伝統文化継承に貢献