妙林寺の「夏休み親子狂言鑑賞会」 子どもたちの笑い声が本堂に

子ども文化須賀川市

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    狂言の「附子」を楽しむ参加者たち

 須賀川市加治町、羽黒山妙林寺の四万八千日大祭チャリティーイベント「夏休みおやこ狂言鑑賞会と狂言体験ワークショップ」は10日、親子約90人が参加して同寺本堂で開かれた。
 講師に親しみやすい狂言「お豆腐狂言」を掲げる狂言大蔵流の名門茂山千五郎家の14世茂山千五郎さん、茂山茂さんらを迎えた。
 「夏休みに伝統芸能にふれてみよう!」をテーマに、狂言の解説のほか、伝統狂言の「附子(ぶす)」と「神鳴(かみなり)」を鑑賞し、ユニークなストーリーと出演者の巧みな演技に子どもたちは笑い声をあげて大喜びしていた。
 ワークショップは狂言の細かな所作や発声などを体験し、子どもたちは楽しみながら伝統芸能に親しんだ。
 茂山千五郎家は狂言の楽しさや面白さを広めるべく、NHKEテレなどメディアにも積極的に出演し、一般の狂言公演のほか全国の小中高校での出前狂言やワークショップなど精力的に活動している。
 今回の参加費はトルコ・シリア地震への支援金として寄付する。

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