バスケのプロ選手が小学生を指導 ドリブル技術など磨く 福島ファイヤーボンズ

スポーツ子ども須賀川市

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    玉木選手にシュートを阻まれる子どもたち

 福島ファイヤーボンズと須賀川市スポーツ振興協会のバスケットボールクリニックは12日、円谷幸吉メモリアルアリーナで行われ、市内の小学生約70人がプロとして活躍する玉木祥護選手、土家大輝選手やコーチ陣からドリブルの技術などを学んだ。
 Bリーグに所属する同チームは、県内の競技普及や競技力向上などを目的に各地でクリニックしており、今回は10月から公式戦を同会場で実施する縁もあって実現した。
 須賀川東、南、大東の各スポーツ少年団が参加し、ウオーミングアップした後、低学年と高学年に分かれてボールを使った練習に取り組んだ。
 このうち高学年は玉木選手、久冨貴臣コーチの指導を受け、少ないドリブルでレイアップシュートするメニューや1対1で汗を流した。また選手・コーチ対小学生のチーム戦では、玉木選手がダンクシュートや3ポイントシュートなどを繰り出し、子どもたちはプロのすごさを目の前で体感していた。
 低学年も土家選手、新屋敷凛コーチの指導を受け、プロとのトレーニングを笑顔で楽しんでいた。
 玉木選手は「初めての練習でも持てる力を最大限出し切ることが大切」、土家選手は「コーチなどの話をしっかり聞いて、日頃から行動に移せるようにするともっとうまくなる」とアドバイスを送った。
 参加した佐藤千珠さん(大東小6年)は「玉木選手たちはシュートなどの技術もすごかったです。ドリブルなどの上達の手がかりをつかめてうれしかったです」と満足気に話していた。