「DJポリス」が出動! 釈迦堂川花火大会 保安体制の準備着々

イベント観光警察須賀川市

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 須賀川署は例年以上の人出が見込まれる釈迦堂川花火大会の安全な開催に向け、駅前で車両の上から来場者を誘導し、トラブル発生に目を光らせる「DJポリス」を配置するなど充実した保安体制の準備を着々と進めている。
 今年の花火大会は26日午後7時(メモリアル花火は6時45分)からスタートする。4年ぶりの通常開催のため、例年以上の混雑が予想されることに加え、改修工事中の須賀川駅が安全確保のため入場をいつも以上に制限するため、駅前を中心に雑踏事故の危険性が高まる恐れがある。
 須賀川署は16、18の両日に全署員を対象とした訓練を実施し、当日の誘導や事件事故防止に向けた注意点など確認し、「DJポリス」の演習も行った。
 「DJポリス」は警察車両の上で周囲の状況を把握しながら拡声器を使ったアナウンスにより全体をコントロールし、群衆雪崩やトラブルの回避などに努める。
 さらに17日には須賀川署員と県警本部地域部総合運用司令課鉄道警察隊、JR職員の計13人が駅と周辺を確認し、雑踏事故の未然防止に向けた対策を精査した。
 小幡尚一副署長は「当日は駅の出入り口や狭い通路などボトルネックとなる場所、露店など立ち止まりが発生する場所などでリスクが高まる。1平方㍍以内に5人以上いる場所は特に危険とされており、来場する方は混雑場所に近づかないこと、近くの署員や関係者の指示に従うことなど協力をお願いしたい。署では混雑状況などポリスメールやホームページで情報発信するため、周囲の安全が確保できる場所でスマートフォンなど使い情報把握に役立ててほしい」と呼びかける。
 ポリスメールの登録は専用アドレス(pmf01@uh28.asp.cuenote.jp)に空メールを送信し、返信されるメール内容に沿って情報を入力する。釈迦堂川花火大会関連の情報を得るには、エリア選択で須賀川を選ぶ必要がある。
 問い合わせは同署(℡ 0248-75-2121 )まで。