第56回須賀川市民体育祭は9月から来年3月まで全30種目で熱戦を繰り広げる。実行委員会は市役所で開かれ、開催予定種目の代表者らが要項などを確認した。
市民体育祭は、市民がスポーツに親しみ、アマチュアリズムとスポーツ精神を高揚して、市民の健康増進と体力の向上を図り、選手・市民が大会を通じて勇気と活力を分かち合い、絆を深めることが目的。
昨年まで新型コロナの影響で実施を控える種目もあったが、今年はバドミントン、剣道、バウンドテニスの3種目が加わり、9月17日の軟式野球とバウンドテニスを皮切りに、約半年間にわたり全30種目が行われる。
総合開会式は10月7日午後6時からグランシア須賀川で開かれ、今年度の体育功労者や優秀選手などを表彰する。レセプションは今年度も見送った。
実行委員会では昨年度の実績など報告したほか、今年度の役員等の編成や会則、事業計画、開催要項、予算などを話し合った。
また安全な開催に向け、スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック、5類に移行した今年5月8日からの新型コロナ対策のチラシも配布した。
特に熱中症は9月も気温が高くなる恐れがあるため、十分な対策が求められる。
スポーツで主に問題となるのは熱疲労と最重症型である熱射病であり、40度以上に体温が上昇し、意識障がいや応答の鈍さ、言動のおかしさなどみられる場合は救急車を要請し、速やかに冷却処置を開始する必要がある。
競技日程は別表の通り。