須賀川市社会福祉協議会の創立70周年記念式典・第12回市社会福祉大会に伴う記念講演会は11月8日、市文化センターで開かれ、市(旧岩瀬村)出身の落語家・桂幸丸さんを講師に迎え、「笑う門には福祉来たる」をテーマに講話する。
市社協は昭和7年に前身となる「財団法人須賀川町社会事業助成会」を発足、27年に社会福祉事業法に基づき「須賀川町社会福祉協議会」としてスタートを切り、昨年度に創立70周年を迎えた。
コロナ禍のため式典を延期していたが、新型コロナの5類移行や社会情勢など踏まえ、今年度の開催を決めた。
式典は午後1時半から始まり、記念講演は午後3時5分からとなる。一般の参加も広く受け付ける(事前申し込み不要)。
講師の幸丸さんは昭和49年6月に桂米丸さんに入門。55年9月に二つ目、平成2年5月に真打ちに昇進した。古典と新作の両方を演じるが、野口英世や円谷幸吉など福島ゆかりの偉人を中心に創作した新作落語「幸丸流近代偉人伝シリーズ」など、福島弁を織り交ぜた人情噺で人気を博している。
今回は「笑う門には福祉来たる」をテーマに来場者が笑顔になるような講演で、そうした笑顔や健康が人生100年時代に自分らしく楽しく過ごすため大切であると伝える。
会場では市内の福祉事業所が手作り工芸品や野菜など販売するコーナーも設ける。
問い合わせは市社協(℡ 0248-88-8211 )まで。