須賀川署は釈迦堂川花火大会での群集事故などトラブルを防ぐため、26日午後5時頃から、会場周辺の混雑・渋滞状況をホームページでタイムリーに発信する。状況はポリスメールでも知らせるため、事前の登録を呼びかけている。
今年は4年ぶりの通常開催である上、須賀川駅が工事中のため、例年以上の混雑と群集事故のリスク上昇の恐れがある。
安全を確保するため、混み合っている場所を避けることが望ましいが、そのためには情報が必要となる。
情報が不足していると、周囲の流れに合わせた移動が混雑を一層悪化させるほか、心理的ストレスによりトラブルが起きやすい状況になりかねない。
そのため同署は、インターネットを使った情報発信を今回新たに実施する。
人の混雑状況は①閑散②注意③混雑④危険の4段階に分類し、車両の渋滞状況は渋滞しているルートを矢印で示す。
これらにより来場者がより人の少ないルートを選んだり、目標地の状況をあらかじめ知ることで心理的な余裕を持てるよう促す。
このほか会場周辺の複数箇所に警察官を配置し、誘導やトラブル回避に努める。
来場者には警察や関係者の指示に従うこと、時間と心にゆとりを持つこと、小さな子どもや高齢者に配慮することなど協力を求める。
ポリスメールの登録は専用アドレス(pmf01@uh28.asp.cuenote.jp)に空メールを送信し、返信されるメール内容に沿って情報を入力する。釈迦堂川花火大会関連の情報を得るには、エリア選択で須賀川を選ぶ必要がある。
問い合わせは同署(℡ 0248-75-2121 )まで。