天栄村長選、熱弁ふるい出陣式 添田候補4選目指す 髙橋候補も

天栄村行政選挙

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 任期満了に伴う天栄村長選挙は29日告示され、午前11時現在で届け出順に新人で会社経営の髙橋翔候補(35)=郡山市、諸派=、現職の添田勝幸候補(61)=3期・上松本、無所属=の2人が立候補し、12年ぶりの選挙戦に突入した。
 髙橋候補は役場前で第一声を発し、村長選が2期連続で無投票となったことをなどを説明し、無投票当選阻止で出馬を決めたと説明した。県内には外からの目線や若者の力が必要だと訴え、勝ち目がなくても出馬が必要と述べた。「今後地元から若者が出馬したら、ぜひ応援してほしい。でなければ今回のように外から立候補者が出る状況になる。若者のアイデアや技術をどんどん取り入れていくことが県内、村内に必要。海外を視野に入れ、村のポテンシャルを生かしながら観光、宇宙産業を推し進めたい。自分に投票しなくてもいいので、投票所に足を運んでほしい」など自説を展開した。
 下松本要田に設けた添田候補の選挙事務所には第一声を待つ支援者や関係者で大きな人だかりができていた。
 出陣式で佐藤秀雄後援会長は「5日間の選挙戦が始まった。添田候補はこれまで3期12年間、真っ正直に村民目線で働き、他自治体にひけを取らない村のリーダーを務めた。12年前の選挙戦では2560票を得て当選したが、これに上積みして立派に当選できるよう、協力をお願いしたい」と一致団結を訴えた。
 来賓の地元衆参議員、県議会議員、須賀川・鏡石をはじめとする周辺自治体の首長の計12人が激励の言葉を述べ、会場の熱気を高めた。
 添田候補は震災・原発事故後の村を何とかしたいという思いで出馬した12年前から、地震や台風、新型コロナ等の苦難に対応し、村民とともに乗り越えてきたこれまでの歩を振り返り「『子どもたちに夢を、若者に希望を、高齢者に生きがいを』を村づくりの基本に取り組んできた。物価高騰やコロナ禍で村内は厳しい状況にあるが、基幹産業である農業、観光、商工業、建設業が元気にならなければ村は活性化しない。各団体と連携して閉塞感ある状況を打破したい。子どもたちはふるさと教育の甲斐もあり『天栄は自慢できるところがたくさんある』という声を上げるようになった。子どもたちが言うように全国で誇れる安全・安心な村づくりにしっかり努めていけるよう、村内をくまなく回り、新たな村をつくるべく訴えてまいりたい」と熱意を強調した。
 後援会の幡谷壮太さんの発声でガンバロー三唱し、十分な得票率での4期目への士気を高めた。
 添田候補は集まった支援者へのあいさつを終えると選挙カーに乗り込み、村内一円を遊説した。
 期日前投票は30日から9月2日まで、湯本支所と村体育館で開かれる。時間は午前8時半から午後8時まで(湯本支所は午後6時まで)。
 3日の投票日は集会所など村内22カ所の投票所で午前7時から午後6時まで受け付ける。開票は村体育館で行われ、午後9時までには終了する見込み。
 28日現在の有権者は4577人(男2282人・女2295人)。

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