市内4地区で住民交流の体育祭 趣向凝らす種目で競い合う

イベントスポーツ地域振興須賀川市

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    人数無制限30秒の玉入れ団体競技(西袋地区)
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    ラクビーボールを使った「ボールと仲良く」(仁井田地区)
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    優勝目指して駆け抜ける区対抗リレー(稲田地区)
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    力を団結し地区対抗綱引き合戦(岩瀬地区)

 須賀川市の西袋、仁井田、稲田、岩瀬の4地区は3日、各地区で体育祭を行い、地区の特性を生かしたプログラムで子どもたちから高齢者まで参加してにぎやかに繰り広げ、交流を図りながら親睦を深めた。
 各地区のジュニアボランティアの生徒らが運営のサポートをした。
 【西袋地区】第51回市民体育祭は地区民約600人が参加して、円谷幸吉メモリアルアリーナで4年ぶりに行われた。
 ラジオ体操、区対抗の人数無制限の30秒間「玉入れ」で競技開始。小学生以下の「紙飛行機飛ばし」、全員の「宝ひろい」、中学生以上の「スリッパ飛ばし」、全員参加の「スカットボール教室」など活気あふれる9種目が繰り広げられ、各区は区旗を掲げ団結力を集結し、声援を送るなど盛り上がっていた。
 成績は次の通り。
 ▽玉入れ①芹沢町②袋田③越久▽育成会対抗お菓子をゲット①袋田②吉美根③西川D▽みんなでジャンプ①袋田②下宿町③大桑原▽各区対抗リレー①吉美根②下宿町③森宿
 【仁井田地区】第52回市民体育祭は、青空の下地区民約800人が参加し仁井田中校庭で行われた。
 ラジオ体操、仁井田田植踊り保存会の田植踊りが披露された。
 「よっくど狙って打ちなんしょ」「お菓子がホシーノ☆」「二人4脚」「変身レース」「ボールと仲良く」「宝ひろい」「ここ掘れワンワン」「玉入れリレー」「鉄人つらいあすろん」など子どもから高齢者が参加する12種目が繰り広げられた。
 最後に一夜舘愛好会の「YOSAKOIソーラン」の披露や、お楽しみ抽選なども行われ、4年ぶりに親睦を深め合った。
 成績は次の通り。
 ①宮の杜②仁井田2部③仁井田1部・滑川
 【稲田地区】第53回体育祭は稲田学園校庭で行われ、子どもから高齢者まで約300人が6年ぶりの実施を楽しんだ。
 同地区は新型コロナだけでなく、稲田学園開校に伴う工事があったため中止期間が長かった。
 今回は未就学児から高齢者まで楽しめるようにと「宝探し」や「グラウンドゴルフ」、大人と子どものペアでボールを運ぶ「家族で仲良く」など工夫を凝らした10種目を繰り広げた。
 区対抗リレーでは区間ごとに年齢制限や消防団員であることなどの条件を設け、代表者たちの力走に会場は大盛りあがりした。
 成績は次の通り。
 ①泉田②岩渕③古戸
 【岩瀬地区】第58回体育祭は地区民約1000人が参加していわせ運動広場で盛大に行われた。
 白江小の鼓笛隊演奏で入場行進、ラジオ体操のあと競技が始まり、消防団員の「さあ出動!」、小学生の「付き合ってください」「パン食い競走」、入学前の子どもたちは「それいけ!ちびっ子」、高齢者の「長寿に向かって歩け歩け」、区対抗の「綱引き合戦」「グラウンドゴルフリレー」「地区対抗リレー」など12種目が繰り広げられた。
 地区対抗リレーではバトンをつなぐ姿に大きな声援が送られ、会場を沸かせていた。
 成績は次の通り。
 ①下柱田②今泉③松南

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