17日から神楽殿TERAKOYA

地域振興文化須賀川市

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    ポスターを手に来場を呼びかける会員

 先人たちが遺した様々な須賀川の魅力を再発見し顕彰してきた、須賀川知る古会勉強会「神楽殿TERAKOYA2023」は17日から全4回開講する。
 今年は「特撮の視点から70年前の時代劇映画上映会」をテーマに、第1回講座は17日に「大佛開眼」を市文化センター小ホールで、第2回講座は10月15日に「怪談佐賀屋敷」をtetteたいまつホールで上映する。
 両日ともに入場料は無料または資料・茶菓子セット(500円)のいずれかを選べる。上映時間は午後2時から4時半まで。定員は先着順で各回100人。
 第3回講座は10月22日午後1時から旭ケ岡公園内朝日稲荷神社神楽殿で、県樹木医会事務局長の鈴木俊行樹木医が「中丸桜を例に―さくらの保全と管理」を開く。参加費は500円(茶菓子付き)。
 中丸桜は神楽殿脇にある推定樹齢400年のシダレザクラ。高さ17㍍、幹回り3・5㍍あり、毎春には見事な花を咲かせる隠れた名所として市民から愛されている。
 最終講座は11月3日午前9時半から、翠ケ丘公園上北町駐車場に集合し、野鳥愛好家の関根敬次さんの案内で「翠ケ丘公園の野鳥観察」を楽しむ。参加費は500円(茶菓子付き)。各自で双眼鏡を持参する。
 申し込みは知る古会事務局(℡ 0248-75-3005 ・FAX 0248-75-3006 )まで。
 知る古会は須賀川の魅力を歴史や文化など多方面から再発見する活動を市民や市内小学生らとともに長年継続してきた。東日本大震災で被災した同神社神楽殿を神炊館神社の協力を得て平成25年に再建し、新しい市民の憩いと学びの場として定期的に寺子屋を開いている。