大会に向け練習に励む児童たち
スポーツ少年団「須賀川アカデミックマーチングバンド」は17日に県営あづま総合体育館で行われる県大会に向け演奏・演技を磨き上げている。
同団体は須賀川一小特設マーチングバンド部の後継団体として今年3月に設立した。
現在は同校だけでなく、須賀川二、阿武隈、大東、仁井田の児童も入団し、1年生から6年生まで28人が練習に励んでいる。
今年は「WeLoveマーチング!ア・ビーミング・スマイル(輝く笑顔)」をテーマに掲げ、大会ではビートルズの「アイ・ウォント・ホールド・ユア・ハンド」「イエスタディ」「バースデイ」「ヘイ・ジュード」を演奏・演技する。
児童たちは保護者からの熱いバックアップを受けながら夏休み中も精いっぱい練習を重ねた。須賀川一小の教員も指導に力を入れたほか、外部講師を迎えたり、元指導者も応援に駆けつけ、丁寧なアドバイスを続けた。
大会を目前に控えた現在は、完成度を高めたい一心で厳しい指導の声にも真剣なまなざしで応え、音の響きや隊列の美しさなど最終調整を進めている。
県大会では須賀川一小時代から数えると27年連続の東北大会出場がかかっているが、何よりも新団体として初めて迎える大会であり、練習の成果を余すことなく発揮できるよう練習に汗を流している。