人材ニーズ掘り起こしなど取り組みを協定
須賀川市と公益財団法人産業雇用安定センターとの連携協定締結式は13日、市役所で行われた。橋本克也市長と古川公義福島事務所長が協定を取り交わした。
年々深刻さを増す人材不足、地域経済振興など諸課題解決へ両者が連携して人材ニーズの掘り起こし、人材のマッチングなどに取り組むことで、持続可能な地域経済の実現を図り、労働者だけでなく全ての人に「住み続けたいまち」須賀川になることを目指す。
特に高年齢者の就労促進に関し、再就職支援(キャリア人材バンクなど)に関する情報提供や移籍出向支援などに力を入れる。
地方自治体と同センターとの連携協定は県内2番目、全国11番目。
協定締結にあたり橋本市長は「今回の協定締結を機に、それぞれの強みを生かした一体的な施策の推進が可能となり、労働力需給の安定と地元企業の発展に資するものと確信しております」、古川所長は「センターは全国的なネットワークで再就職支援事業に取り組んでおります。それらを生かして須賀川市の発展に貢献していければと思います」とあいさつした。
連携により創出・受入企業のマッチング(個別支援、面談、相談など)と各種セミナー、人材の受け入れ・創出に関する情報交換のほか、産業雇用安定センター情報を市ホームページなどでも掲載していく。