村長賞の森さんの作品 阿武隈時報社賞の関原さんの作品
天栄村と村教委の第12回小中学生発明工夫展の審査会は14日、文化の森てんえいで開かれ、最高賞の村長賞に森愛茉さん(牧本小4年)の「セーフティーまくら」、阿武隈時報社賞に関原幸絵さん(同)の「宿題シート」が選ばれた。
県発明協会、阿武隈時報社などの後援。
夏休みなどを利用して村内の小中学生が工夫を凝らして完成させた51点が寄せられ、特別賞7点、入選5点などを選んだ。
森さんは地震が多発していることから、災害への備えを考え、枕をくり抜いてライト、スリッパ、非常食、絆創膏をはめ込んだ。枕カバーで覆うことで普段から気にせず使うことができるデザインとなっている。
関原さんは宿題をする際に机が汚れたり消しゴムのカスが散らばらないよう、専用のシートを開発した。普段はノートや教科書を仕舞う収納としても使用できる。
子どもたちの作った全作品は10月26日まで文化の森てんえいに展示されている。
なお村体育館で開かれる文化祭にも並ぶ。
特別賞と入選は県発明展に推薦する。
特別賞と入選は次の通り。
◇特別賞▽村長賞=森愛茉(牧本4年)▽教育長賞=森陽生(同2年)▽県発明協会長賞=太田彩(同4年)▽福島民報社賞=小山陽大(広戸2年)▽福島民友新聞社賞=佐藤吏貢(湯本6年)▽阿武隈時報社賞=関原幸絵(牧本4年)▽マメタイムス社賞=兼子來士(広戸6年)
◇入選=内山湊(広戸6年)小針越(同)和田果林(大里2年)塚目悠斗(牧本1年)太田泉(同4年)