子どもたちと笑顔で走る相澤選手
第2回相澤晃記念杯藤沼湖駅伝競走・ロードレース大会は18日に行われ、県内外の約500人が須賀川出身の相澤選手(旭化成)や阿部弘輝選手(住友電工)らとともに藤沼湖周辺を走った。
昨年までの「ながぬま一周駅伝」を継承するもので、長沼地域が輩出したオリンピアンの活躍を記念し、顕彰することでスポーツ振興と第2の相澤選手の育成を目指す。実行委員会(吉田澄子委員長)と合同会社ⅢF(田母神一喜代表)の主催。
トークイベントも実施し、相澤選手は「昨年から故障が続いたが23、24の両日に行われる日体大の記録会から復帰し、12月10日の日本選手権では1万㍍で再び日本記録更新を目指したい。オリンピックの標準記録(27分)突破も気持ちで負けず、最後まであきらめずに挑みたい。さらにニューイヤー駅伝など、駅伝とトラック競技の両立も目指したい」と意気込んだ。
阿部選手も来年2月にマラソンに初挑戦すると明かし、「目標タイムはまだ決めていないが、まずは挑戦というワクワクした気持ちで挑み、その経験をトラック競技にも活かせるよう頑張りたい」と力強く語った。
さらに2人は昨年に遠藤日向選手も出場したふくしま駅伝について、「来年以降に2人で出場し、区間賞も取りながら優勝したい」と述べ、会場を盛り上げた。
大会は午前中に25チームによる駅伝の部、午後に約240人のロードレースの部を行った。
駅伝の部では相澤、阿部両選手によるタスキリレーという歴史的なシーンも実現した。
ロードレースの部で相澤選手や阿部選手らは子どもたちと一緒に走り、選手らを励ましながらけん引する姿もみられた。
なお成績は後日掲載する。
またトークイベントの様子は福島テレビのユーチューブ公式チャンネルで録画(https://youtube.com/watch?v=HC9Yw9EYtww&t=2611s)を見られる。