風流のはじめ館の開館3周年記念展「俳画にあそぶ」は、10月6日から12月4日まで開かれる。
俳画は俳句と画と書が一体となって表現された作品。自然の風景や動植物を大胆な省略とリズムある筆運びと余白の妙で描き、俳句を添えた四季に敏感な日本人だからこそ生み出した芸術とも言われる。
開館3周年記念展では、ありふれた日常の何気ない風景や植物、優しさや愛きょうのある画など、当館蔵、個人蔵の親しみやすい作品を展示する。
原石鼎竹自画賛「梅天や」、内藤鳴雪書松野自得画「秋の空」、夏目成美芭蕉翁像句賛「はるもやや」、村上鬼城薊自画賛「里人の」、市原多代女書安田東獄画櫻下双鳩図「永き日に」などが並ぶ。
会期中は灯りワークショップ「糸巻行灯づくり」を10月22日、ちょこっと古本市は7日から21日まで、すかがわ大人塾第3回志野流香道「香りをたのしむ」は14日、第4回季の花のあしらい「花生け教室」を18日に開講する。
各イベント詳細や定員、参加費、申し込みなどは後日掲載する。
問い合わせは同館(℡ 0248-72-1212 )まで。