職員や支持者に拍手で出迎えられる添田村長
4期目を迎えた天栄村の添田勝幸村長は27日に初登庁し、職員や支援者らが拍手で出迎える中、未来につながる村づくりへ新たなスタートを切った。
役場正庁に集まった職員らを前に添田村長は、震災・原発事故からの復旧復興、台風や地震、新型コロナ、物価高騰など経験のない対応が求められた3期12年を振り返り、「一つ一つ乗り越え、今日を迎えられたことに感謝する。これからもよりよい子育て・教育の充実や防災減災対策、村民の所得増に向けた支援、高齢・障がい者が安心して暮らせる村づくり、行財政のスリム化など、課題解決に向け取り組んでいきたい。選挙中、多くの村民から頑張れの声をいただいたが、これまでの評価とこれからの期待の表れと受け止めている。山積する課題の一つ一つに向き合い、情熱を持って積極果敢に取り組みたい。村民の幸せとより良い村づくりのために役場があり、我々がいる。その初心に帰り、全身全霊で取り組んでいくので、これからもご協力をお願いしたい」と訓示した。
添田村長は今月3日投開票の村長選で2999票獲得し、2809票差で新人を破り4選を果たした。任期は令和9年9月26日まで。