長沼東保育所に10畳 県畳工業組合須賀川支部

地域振興子ども須賀川市

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 県畳工業組合須賀川支部は2日、「秋の畳の日」に合わせて、長沼東保育所に新しい畳10畳を寄付した。
 県畳工業組合は平成13年から集中力アップなどの有効性を実感し畳の良さを子どもたちに再認識してもらうため、地域の教育施設などに畳を寄贈している。須賀川支部もこの趣旨に同調し、9月24日(秋の畳の日)の前後に、須賀川・岩瀬地方の教育機関に畳を贈ってきた。
 浜尾一美支部長が長沼東保育所を訪問し、2・3歳児らが毎日お昼寝に使う休憩室に、床暖房対応型畳を敷き詰めた。
 新しい畳は子どもたちにも喜んでもらえるよう、へりにクジラやイルカなど海の生き物をデザインしたもので、園児を代表して4・5歳児17人がお礼を伝えた。
 髙野弘幸所長は「平成18年の移転から初めて畳の表替えをさせていただき感無量です。ありがとうございます」と感謝を述べた。
 浜尾支部長は「住環境の変化で自宅に畳がある家が減っていますが、小さい頃から畳に親しむきっかけを作り、多くの皆さんに畳の良さを知ってもらいたい」とあいさつし、来年以降も活動を計画する考えを示した。
 支部加盟6社は次の通り。
 岡部畳店(須賀川市吉美根)北畠畳店(天栄村上松本)久保木畳店(須賀川市仲の町)杉田畳店(須賀川市弘法坦)鈴木畳店(須賀川市仁井田)浜尾畳商店(同)