佐藤さんら5人に体育功労賞 松本選手ら3人に特別賞も 須賀川市体育協会 


 須賀川市体育協会は今年度の協会表彰受賞者を決定した。今年は体育功労賞に須賀川バレーボール協会の佐藤良子さん(78)、市バドミントン協会の荒俊夫さん(77)、須賀川ソフトボール協会の岩谷定芳さん(74)、須賀川ソフトテニス協会の梁取哲夫さん(74)、市マレットゴルフ協会の菅原敏夫さん(80)の5人を選んだ。
 表彰者選考委員会で体育功労賞5人のほか、優秀選手賞60人と8団体を内定し、2日に発表した。
 また特別優秀選手賞に全日本大学野球選手権大会で優勝した松本龍哉選手(青山学院大2年)、自転車競技ポイントレースでインターハイとジュニアオリンピック、マウンテンバイクで全日本選手権を優勝した成田光志選手(学法石川高1年)、全日本小学生ソフトテニス大会6年女子シングルスで優勝した大武夢菜さん(西袋中1年)を選出した。
 表彰は7日午後6時から、グランシア須賀川で行われる市民体育総合開会式の席上で実施する。
 体育功労賞に選ばれた佐藤さんは平成14年から須賀川バレーボール協会の会長を21年務め、主催大会等の運営、審判員としても活躍し、生涯学習の普及・青少年健全育成に尽力した。市体協の副会長も平成19年から16年務め、市のスポーツ振興に貢献した。
 荒さんは平成4年から市バドミントン協会長を30年務めたほか、平成19年から市体育協会の副理事長を8年、副会長を8年務めた。また古希野球の県代表(福島スターズ所属)として今年の全日本大会で準優勝するなど活躍している。
 岩谷さんは平成8年から須賀川ソフトボール協会の会計、常任理事、副理事長を歴任、現在は理事長として中心的な役割を担う。1種審判員の資格を持ち、40年以上審判員として大会運営に携わり、競技の普及・振興に尽力している。
 梁取さんは平成4年から須賀川ソフトテニス協会の事務局長、副会長を歴任、平成26年から会長を5年務めた。選手としても活躍し、同競技を生涯スポーツとして位置づけるための大会を企画するなど、普及・振興にも尽力している。
 菅原さんは平成15年から市マレットゴルフ協会に所属、23年から理事、29年から理事長を6年務めた。コース整備、安全に配慮した競技環境づくりにも尽力し、主催大会では競技委員長として中心的な役割を果たす。