鏡石いちごのおいしさ伝える新商品をオランダ秋祭りで販売


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    新商品を手にPRする小柳夫妻
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    いちごのチーズスティックなどを試食

 鏡石町地域おこし協力隊と郡山女子大付属高は鏡石いちごを使った新商品3品を開発した。「いちごのチーズスティック」は7日のオランダ秋祭りで販売する。
 高校生と協力隊らがコラボしたメニューを開発し、商品化へもつながるような展開を目指し、同校食物科の生徒と協力隊の小柳拓未・比呂夫妻とがプロジェクトを進めた。
 鏡石農遊園のイチゴ(ふくはる香)約50㌔を5月に収穫し、6月の第1回企画考案で3グループから4つの新商品を考案した。7月から8月にかけてレシピ考案と試作を4回繰り返し、オランダ秋祭りでの販売と将来的な製作・提供へブラッシュアップを重ねた。
 新商品は「プリンセスが摘んだ幸せいちご」を共通テーマに、いちごの「チーズスティック」「レアチーズアイス」「ムース」の3種類が完成した。
 チーズスティックは秋祭りで販売、レアチーズアイスは試食、アイスとムースは製作・提供へ準備を進めている。
 共同開発商品発表会が4日、町役場で開かれ、木賊正男町長、小貫秀明副町長、小柳夫妻らと、オンラインで食物科3年の三瓶莉奈さん、大戸碧月さん、湯田媛香さん、日下野湖子さん、佐藤萌香さん、永崎紅亜さんが出席した。
 生徒たちは「鏡石いちごのおいしさと私たちの思いがたくさん詰まった商品です。オランダ祭りで、ぜひ食べてください」とPRした。
 木賊町長らは3商品を試食し、チーズとイチゴの甘さの絶妙な組み合わせを絶賛していた。