6年ぶりの稲刈り祭り かがみいし田んぼアート


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    稲刈りを楽しむ子どもたち

 かがみいし田んぼアートの稲刈り祭りは14日、町内外から集まった家族連れなど約300人が参加し、町図書館北側に広がるアートの絵柄以外の部分を手刈りして、3D田んぼアートを完成させた。
 田んぼアートは平成24年から毎年続けているが、一般の参加者を交えての稲刈りは台風と新型コロナの影響で6年ぶりとなる。
 和田和久実行委員長と木賊正男町長は「秋晴れに恵まれ、遠くは沖縄県からの参加もあり、感謝している。一生懸命に汗を流し、作業後はおにぎりと豚汁を味わってほしい」とあいさつした。
 岩瀬農業高の代表生徒による「ウィー・ラブ・田んぼ」の掛け声で作業をスタートし、参加者たちは持ち場について稲刈りに熱中した。
 子どもたちは親から稲刈りの方法を教わりながら1株ずつ刈り取り、収穫の喜びに笑顔を浮かべていた。
 町ヘルスメイトが豚汁など振る舞ったほか、企画「野菜をもっと食べようキャンペーン」として、一日の摂取目標350㌘の計量に挑戦するコーナーも設けた。
 また小名浜海星高の協力で、鏡石産モモを使ったわたあめもプレゼントし、かがみいし振興公社のキッチンカーあーさー♪号も人気を集めていた。
 3D田んぼアートは図書館展望室から今月いっぱい楽しめる見込み。