村長賞を受賞した森さん 阿武隈時報社賞の関原さん
天栄村と村教委の第12回小中学生発明工夫展表彰式は19日、村役場で行われ、特別賞と入選の12人に賞状や楯などを贈った。
小・中学生の創意工夫と努力の積み重ねた作品を一堂に展示し、広く村民に紹介し、産業振興に寄与することが目的。
夏休みなどを利用して製作した51点の作品が寄せられ、9月に審査会が開かれた(入賞者は既報)。
添田勝幸村長が受賞者に賞状などを手渡し、「身近にある自動車や机なども、誰かの発明で生まれた。努力と工夫で素晴らしい作品を作った皆さんには、これからもどうすればもっと便利になるかなど、いつも考えることを大切にしてほしい」とたたえた。
受賞者を代表し、最高賞の村長賞に選ばれた牧本小4年の森愛茉さん(作品・セーフティまくら)は「地震はいつ起こるかわからないので、事前に準備すれば慌てずに済むと思い、防災グッズを収納した枕を作りました。役に立ったらうれしいです」と謝辞を述べた。
また阿武隈時報社賞の牧本小4年の関原幸絵さん(作品・宿題シート)は「去年は入選で、今回は特別賞に選ばれたので、来年はさらに上の賞を目指したいです」と笑顔を見せた。