握力など測る子ども
須賀川市の健康啓発イベント「知ることからはじめよう 健康づくり」は19日、tetteで開かれ、子どもから大人まで約110人が体力測定や自律神経チェックなどで自身の健康状態を把握し、改善を意識した。
10月はがん検診受診率60%達成に向けた集中キャンペーン月間や乳がん月間でもあり、市健康づくり課と中央図書館の合同イベントとして実施した。
参加者らは握力や開眼片足立ち、体組成測定などで自身の状態をチェックしたほか、歯科相談や乳がん模型触診チェック、大腸がんクイズラリーなどのコーナーも回った。
会場にはがん予防などに関する図書資料や、バランスの良い食事等のパネルも展示し、来場者の健康意識を高めた。
特定健診データ等によると、市内の40~75歳の特定健診受診者のうちメタボ率は男性36・3%(全国平均32・0%)、女性13・7%(同11・0%)と全国平均を上回っている。
また18歳以上の市民のうち42・1%は運動習慣がないとしており、改善が求められる。