劇やダンスで盛り上がる 須賀川市内中学校で文化祭ピーク

中学・高校教育文化須賀川市

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    心を一つに歌声を重ねる生徒たち(須賀川一中)
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    息の合ったダンスを披露する3年生(須賀川三中)
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    教諭らも飛び入り参加した合唱部の発表(仁井田中)
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    有志発表の「橋本先生とゆかいな仲間たち」(大東中)
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    音楽に合わせて踊る生徒たち(長沼中)
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    総合学習を堂々と発表する生徒たち(岩瀬中)
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    仮装によるダンスで盛り上げる生徒たち(稲田学園)

 須賀川市内の中学校文化祭は19日から21日までピークを迎え、義務教育学校を含む8校が趣向を凝らした発表や展示で学習の成果を披露した。
 日程は須賀川三中が20日、仁井田中は19、20の両日、そのほかは21日。
 【須賀川一中】
 秀麗祭は「全力星瞬~みんなが星のように輝き、一瞬を全力で~」をテーマに掲げ、学年発表や合唱コンクールなどにぎやかに開かれた。
 今年5月に完成した秀麗体育館での開催は初めてで、全校生238人が力を合わせ準備した。
 合唱コンクールでは代表生徒が本番に向けた思いや工夫点など紹介し、心を一つに歌声を響かせた。
 また3年生伝統の絵幟やよさこいなども披露し、後輩たちにバトンを渡した。

【須賀川三中】
 華王祭は全校生281人が参加し、「Let,s go together~僕たちしか味わえない瞬間を~」テーマに、体育館で開かれた。
 各学年代表者10人の主張発表、1年生は総合学習「会津体験学習レポート」、2年生は劇で「職業体験」、3年生は各クラスの「ダンス」と全員で「学園天国」を堂々と発表、吹奏楽部発表などが行われ、合唱コンクールでは須賀川三小6年生が来校し鑑賞した。
 有志発表では8団体が歌やダンスを披露し、会場を盛り上げた。

【仁井田中】
 秋桜祭は全校生161人が参加して、「笑顔満祭」をテーマに、同校体育館などで開かれた。
 19日の総合発表は、1年生が「大切な人の命を守る」、2年生は「ドラゴン桜風学園劇」、3年生が「転生したら研究者だった件」など、合唱部は「いのちの歌」「やさしさにつつまれたなら」など見事なハーモニーで会場を包み込んだほか、グループの有志発表や各学年の合唱コンクールが行われた。
 20日は校内球技大会でバレーボールとバスケットボールのクラス対抗戦が行われ、それぞれに思い出を刻んだ。

【大東中】
 絢爛祭は全校生117人が参加して体育館で開かれた。今年のテーマは「T(互いに協力しあい)K(喝采を博し)G(がっつり楽しむ)」。
 各クラス代表5人の意見文発表や校内合唱コンクール、学年発表では1年生が「Let,sGoAizu」、2年生は「仕事ナンデス」、3年生は「劇場版~嵐を呼ぶ!SHIKASSICWARS異世界への飛行機~関西事変編」。
 有志発表の歌とダンスは会場を盛り上げ、吹奏楽部が見事な演奏5曲を披露した。

【長沼中】
 やまゆり祭は「青春は一瞬、思い出は一生~一人一人が主人公~」をテーマに、長中ミュージックフェスティバルやプチ自慢、学年発表などを行った。
 弁論大会は代表生徒が日頃から抱く思いなど堂々と発表し、関心を集めた。
 有志発表では会場一体となって歌やダンスでヒートアップし、全力で楽しむ我が子らの姿に、来場した保護者たちも顔をほころばせながらカメラを向けていた。

【岩瀬中】
 岩中祭は21日、全校生111人が参加し、「Just be myself~私たちが輝くこの一瞬を~」をテーマに体育館で開かれた。
 少年の主張、英語弁論の発表、1年生の総合学習「岩瀬の文化~米づくり」、2年生の「クレヨンりゅうちゃん嵐を呼ぶ~はたらく博覧会」、3年生は「私たちがつくる持続可能な世界」を発表。各クラスのダンス、学年の合唱、特設合唱部が歌声を披露した。
 有志発表では歌や演奏、ダンス、劇などに大きな拍手が送られていた。

【稲田学園】
 秋華祭は「スマイル・アゲイン~学園を照らす最高の笑顔~」をテーマに、前期課程の1~6年生を含め全校児童・生徒が寸劇やダンス、楽器演奏などを通じ、昨年より大きく成長した姿を保護者たちに示した。
 有志発表ではキャラクターに扮した生徒らがステージで可愛らしいダンスを踊り、客席の同級生たちがペンライトを振って会場を盛り上げた。
 前期課程の児童たちは先輩たちの楽しげな姿に憧れを抱いている様子だった。

※西袋中はインフルエンザの影響で、21日に1・2年生、28日に3年生が発表する2部構成に変更となったため、後日掲載する。