規格外品活用のトマトソース 岩瀬農業高・かがみいし振興公社で共同開発


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    新商品の完成を喜ぶ関係者たち
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    トマトソース「牧場のあっSALSA」

 鏡石町の岩瀬農業高とかがみいし振興公社は規格外品を活用したトマトソース「牧場のあっSALSA(サルサ)」を開発した。28日の同校文化祭「力農祭」や、29日からはまちの駅かんかんてらすで数量限定販売する。価格は500円。
 同校は平成30年からグローバルGAPを取得し、令和2年には18品目と認証数が高校日本一となっている。
 安心・安全の農産物は高い評価を得ており、販売会などで人気を集めいているが、規格外品の活用が課題となっていた。
 そのためアグリビジネス科3年の地産地消推進班が4月から開発に向けアイデアを出し合い、トマトを使ったソースにたどり着いた。
 製造・販売には製造施設の許可や食品に関する表示など困難もあったため鏡石町に相談し、かがみいし振興公社とのコラボレーションにつながった。
 名称はサルサと「牧場の朝」にちなみ、ラベルには町のキャラクター「牧場のあーさー♪」と同校の校章、材料の野菜を盛り込んだ。
 子どもから高齢者まで食べられるようにと、一般的なサルサに使用される青唐辛子の代わりにピーマン、パクチーの代わりにオレガノを使い、オリーブ油やニンニク、タマネギ、黒コショウなどで味を整え、どんな料理にも合うくせのない優しい味わいに仕上げた。
 商品発表会は23日、役場会議室で開かれ、生徒8人や髙橋豊治校長、長田守弘振興公社理事長と関係者らが木賊正男町長らに報告した。
 班長の星愛実さん、副班長の兼子萌乃さんが開発までの経緯や商品紹介などを発表し、「材料の大きさや分量などバランスを整えるのが大変でした。この商品が地産地消や地域活性化につながってほしいです」と述べた。また「タバスコを入れて辛味を加えるのもおすすめです」と話した。
 木賊町長らはサバの水煮やサラダ、パンに乗せた試食品を味わい、「大変美味しい」と絶賛した。また「ネーミングも高校生ならではで大変素晴らしく、町としてもPRしていきたい」とした。