産地4カ所の味くらべ 「須賀川そばの陣」で大満足


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    ゆでたてのソバを味わう親子
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    長沼産そばに列を作る来場者

 須賀川と会津・阿武隈高原のそばを食べくらべできる初めての企画「須賀川そばの陣」は28、29の両日、tetteで開かれ、両日とも多くの市民が来場した。
 県電源地域振興財団みらいを描く市町村等支援事業。
 「ふくしまの自慢のそばを食べくらべ!」をテーマに、市ふれあいの里東山(常陸秋そば)、市長沼ナタネ・ソバ生産組合(会津在来種)に加えて、古式そば打ち会津磐梯流会津磐梯そば道場(会津のかおり)、あぶくま高原そば振興協議会(幻の山木屋在来種高原の宇宙)の4団体が出店し、1杯500円のイベント価格で販売された。
 各ブースでは各産地自慢のゆで立て10割そばを提供し、たいまつ広場には順番を待つ長蛇の列ができていた。
 会場はそばの芳しい香りとだし汁のいい匂いに包まれ、そばの順番を期待するワクワク感たっぷりの表情ばかりが見られた。来場者らは飲食ブースでも一口食べるごとに満足げな表情を浮かべていた。
 ステージイベントは28日がバルーン大道芸「アリス」さんとフォークソングステージ、29日は昭和歌謡と大道芸の「昭和貴族」さんと地元よさこい団体が出演し会場を盛り上げた。
 同時開催で28日はホテルサンルート須賀川で「第8回うつくしまそばフォーラムin須賀川~そばによる地産地消を考える」を開き、地場産そばでの地域おこしについて理解を深めた。