何が届いても驚かないで! 豊心会でハプニングラーメン


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    豊心会利用者がラーメン店で接客を体験

 須賀川市東作、特定非営利活動法人豊心会のハプニングラーメンは6日、六郎兵衛地内の天心須賀川店で一日限定オープンし、介護サービス利用者らが「いらっしゃいませ」と声を出し注文を受けるなど生き生きと接客した。
 認知症や障がいを持つ人がラーメン店の接客を担い、起きるかもしれない間違いをお客が受け入れ、一緒に楽しむという寛容な地域共生社会を育むきっかけづくりとして、4年ぶりにオープンした。
 同店の定休日を利用し、調理は吉田和夫社長ら3人の協力で実現した。
 施設利用者11人、職員11人がオリジナルの赤いエプロンとTシャツを着て受付、注文、接客、会計までを担い、事前に申し込みを受けたお客76人にラーメンを提供した。
 今野秀吉理事長は「出来ることを発信することで出会いが生まれ、その相手から受け取るものもある。今後も続けていきたい」とあいさつした。