版画展招待を受けた(左から)小山田さんと藤原さん
第33回田善顕彰版画展最高賞の田善賞を受賞した藤原夏希さん(須賀川二中2年)と小山田紗衣さん(阿武隈小5年)は先月、一般社団法人CWAJの招待を受けて、東京都渋谷区で開かれた第66回現代版画展を観覧した。
CWAJは福島支援プロジェクトの一環で、田善賞受賞者とその保護者1人を交通費全額補助して現代版画展に招待し、田善賞受賞作品も展示している。
CWAJ現代版画展は昭和31年以来、日本の現代版画を国内外に紹介してきた国際的に評価の高い公募展で、多彩なアーティストの多彩な技法の版画作品を一堂に展示した。
田善版画展を主催した車田真一郎商工会議所青年部直前会長、中川貴弘理事も同行し、受賞者にインタビューした。
藤原さんは「いろんな人に自分の作品を見てもらえてすごくうれしい」、小山田さんは「展示会で他の素晴らしい作品と一緒に飾ってもらえてうれしい。また版画の作品を作りたい」と笑顔で答えた。