中澤選手(右)のタスキを受けて走り出す太田選手(須賀川市) 大波選手(右)からタスキを受ける増子選手(鏡石町) 力強い走りを見せる岩崎選手(天栄村)
第35回ふくしま駅伝(市町村対抗県縦断駅伝競走大会)は19日、白河市のしらかわカタールスポーツパーク陸上競技場をスタートし、福島市の県庁まで16区間96・3㌔のタスキリレーを展開し、須賀川・岩瀬勢の3チームの選手らも熱い走りを繰り広げた。
県内53チーム(連合含む)が出場し、須賀川市が総合8位(5時間18分18秒・市の部6位)(前回総合7位)、鏡石町が総合15位(5時間29分42秒・町の部4位)(前回総合12位)と健闘した。
天栄村は総合35位(5時間56分30秒・村の部8位)で前回(45位)より順位を10上げて敢闘賞に選ばれた。
個人成績では、須賀川市3区の吉田翔真選手(学法石川高3年)が5・8㌔を17分13秒、鏡石町の6区増子陽太選手(学法石川高1年)が8・3㌔を25分00秒でそれぞれ総合区間賞に輝いたほか、鏡石町13区の村上正義選手(日大東北高1年)、天栄村1区の岩崎麻知子選手(拓殖大1年)、同16区の幡谷原太選手(お米のパン工房穂鹿)がそれぞれ町村の部区間賞の走りをみせた。
今年は沿道で声を出した応援が可能となり、須賀川市役所前でも多くの市民が並び、冷たい風を受けながら走り抜く選手たちに温かいエールを送っていた。
須賀川・岩瀬勢で区間総合10位以内受賞者の個人記録は次の通り。
▽1区(4・0㌔)③岩崎麻知子(天栄・拓殖大1年)▽2区(8・2㌔)②海村蓮(須賀川市・上武大3年)▽3区(5・8㌔)①吉田翔真(須賀川市・学法石川高3年)▽4区(7・3㌔)⑩佐藤征昭(鏡石町・町役場)▽5区(6・4㌔)④中澤雄大(須賀川市・市役所)▽6区(8・4㌔)①増子陽太(鏡石町・学法石川高1年)⑦太田元紀(須賀川市・市スポーツ振興協会)▽7区(5・4㌔)⑤遠藤風翔(須賀川市・西袋中2年)▽8区(4・1㌔)⑧赤塚祐星(須賀川市・仁井田中2年)▽13区(4・8㌔)⑦村上正義(日大東北高1年)▽15区(3・4㌔)⑩角田美智子(鏡石町・カワチ薬品)▽16区(8・4㌔)⑥加藤将士(須賀川市・自衛隊郡山)⑩幡谷原太(天栄村・お米のパン工房穂鹿)