村の特産品をPRする生徒たち
天栄中2・3年生の村特産品PRプロジェクトは18日、道の駅季の里天栄で開かれ、生徒たちが村3大ブランド(米・長ネギ・ヤーコン)をもとにしたオリジナルキャラクター「天栄村三銃士」を活用して魅力を紹介した。
村の財産である「人・もの・こと」を最大限に活用しながら年間を通じて探究的に学ぶ「ふるさと・夢プロジェクト」の一環。
「天栄村三銃士」は昨年2年生が考案したもので、「天栄米ゴールド」「ヤーコンオレンジ」「長ネギグリーン」の3人に加え、グリーンの妹「赤ネギパープル」がいる。
2・3年生の有志約10人が参加し、買い物客に自作のチラシを配ったほか、「天栄米は粒が大きく甘みがあり、もちもちした食感で美味しい」「特に赤ネギはメロンに匹敵するほどの糖度がある」「ヤーコンはオリゴ糖がたっぷりはいって健康に良い」など、生産者から聞いたPRポイントを発表した。また店内で2000円以上の購入者に、村の作った「天栄村三銃士」のイラスト入りマスキングテープ80個をプレゼントした。
参加した兼子莉緒さんは「事前学習で、村の農産物は手間暇をかけ、とてもこだわって作っていると知りました。色々な人に良さを伝えるのは難しいと感じましたが、その分、伝わったことがわかるとうれしかったです」と話す。
同日はこのほか、キッチンカーやおにぎりなどの販売ブースも並び、多くの人でにぎわった。