死亡事故ゼロを目指す 須賀川地区の交通安全祈願祭


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    須賀川・岩瀬の交通事故防止を祈る大木会長

 須賀川地区交通安全協会、須賀川地区安全運転管理者協会、安全運転管理須賀川事業主会、須賀川署など合同の交通安全祈願祭は12日、滑川神社祭場で行われ、スローガン「須賀川・岩瀬からはじめよう 交通安全」のもと、家庭・学校・職場・地域から交通ルールを守ることを浸透させ、死亡事故ゼロを目指す活動を誓い合った。
 昨年の須賀川署管内は交通事故が162件発生し、前年より24件増加した。死者数は3人で前年と変わらず、傷者数は186人で前年より35人増えた。
 県全体でも発生件数、死者数、傷者数のすべてが増加しており、新型コロナが5類に移行したため、人や車の流れが多くなったことが要因の一つに考えられる。
 死亡事故はいずれも須賀川市内で、うち2件は国道4号で車と横断歩行者の事故、同署は国道4号を中心とした取り締まり等の対策を強化していく。
 また飲酒運転の逮捕者が年間20人と続発した。うち70%は事故で発覚したが、実際はもっと多くの飲酒運転が隠れているものとして、命に関わる事故を防ぐためにも飲酒運転を絶対に許さない空気の醸成など、地域ぐるみの取り組みが求められる。交通3団体や須賀川署、飲食関係組合は昨年末に鍾馗様の画像を使った飲酒撲滅のステッカー1000枚を製作し、広報活動に力を入れている。
 交通安全祈願祭は、例年会場にしてきたリクシルが使用できないため、各団体代表者14人のみ出席し、佐伯泰信滑川神社宮司が神事を行い、大木正弘交通安全協会会長、赤松正広署長らが神前に玉ぐしをささげ交通安全ダルマに目入れした。
 大木会長は「今年は年間重点事項として高齢者・子どもの事故防止、道路横断中の事故防止、自転車利用時のヘルメットの適切な利用促進、飲酒・無免許運転や速度超過など悪質で危険な運転の根絶、全座席のシートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底、交差点・カーブ等の事故防止、譲り合い運転の実践を掲げる。悲惨な交通事故を1件でも防げるよう、関係機関と連携しながら真に地域に密着した活動を展開していきたい」、赤松署長は事故発生状況を説明した上で「地区における安全・安心の実現へ交通マナー浸透や事故防止対策を実践し、事故を1件でも減少させるべく署員一同で力を尽くしていく」とそれぞれあいさつした。

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