腰痛・肩こり要因を語る 鏡石町の医学講演会


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    肩こり・腰痛について知識を深める受講者たち

 鏡石町の県立医大連携事業医学講演会は15日、健康福祉センターほがらかんで開かれ、町出身・在住で同大保健科学部の矢吹省司学部長が「腰痛・肩こりについて」をテーマに講話した。
 センターの開館を記念した健康セミナーの第3弾で、約200人の町民が受講した。
 矢吹学部長は慢性痛の診断・治療・リハビリなどを専門とする同大整形外科と疼痛医学講座の教授。
 2022年の国民生活基礎調査によると、腰痛と肩こりは患者が病院で訴える症状の1位と2位で、多くの国民が悩みを抱えている。
 講演は痛みで悩む人の統計データや腰痛・肩こりが起こる仕組み、治療としての運動などを説明した。
 腰痛の発生や持続と心理社会的な要因には関連性があり、ネガティブな感情などが不安や恐怖につながり痛みをもたらす悪循環になってしまうことがあるため、不安や恐怖がない状態をつくり、楽観的に痛みと向き合えることで軽快・回復が期待される。
 腰痛も肩こりも、症状は局所的であっても全身疾患として捉える必要があり、習慣的な運動、特に全身運動が改善・予防に推奨される。
 予防の体操として、上体をゆっくり3秒間、息を吐きながら最大限そらす動作を3回繰り返す「反る体操」、肩甲骨周囲の筋肉をほぐす体操の方法を紹介し、受講者たちと実践した。

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