福島空港に台湾定期チャーター便就航 希望の第1便が飛び立つ 観光客を内堀知事らが歓迎


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    福島空港に降り立ったチャーター機
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    くす玉で祝う関係者たち
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    台湾観光客を出迎えるボータンやふたまたぎつね

 福島空港と台湾(台北桃園国際空港)を結ぶ定期チャーター便は16日に就航し、今春の国際定期便復活につながる希望の翼が飛び立った。初日は内堀雅雄知事らが台湾からの観光客を出迎え、就航式で記念すべき日を祝い、県と台湾の交流促進へ協力していくことを確認した。
 県は昨年9月に航空会社のタイガーエア台湾(本社・台北市)、旅行会社のグロリアツアー(同)と覚書を交わし、両地域からより多くの観光客が旅行、ビジネスの機会を得ることができるよう、定期チャーター便、2024年夏季ダイヤからの定期便運航に努めることとした。
 定期チャーター便は180人乗りの機材を使用し、3月29日まで火曜日と金曜日の毎週2便運航する。
 第1便は台湾からの観光客など162人を乗せて福島空港に降り立ち、須賀川市や天栄村など県内外の自治体職員やマスコットキャラクターのきぐるみが出迎えたほか、県産品が当たる抽選会などでもてなした。
 就航式で内堀知事は「今日は雪に恵まれて寒さもあるが、心温まる県内の冬景色や県民性を感じてほしい。県と台湾の交流が活発となることで両地域の経済、観光が活性化し、地域間交流が一層促進され、福島の復興を力強く後押ししてくれることにつながると確信している」とあいさつした。
 タイガーエア台湾のCEOにあたる陳漢銘氏、グロリアツアー執行役員の王志軒氏、同じく福島行きのツアーを販売する隆祥旅行社のCEOにあたる高振添氏は「チャーター便を活かして交流が続けられるよう心から祈る。これからも協力していきたい」とそれぞれ祝辞を述べた。
 内堀知事は3人に記念品として招福こけしを贈呈し、3人も烏龍茶などプレゼントした。
 内堀知事ら4人と橋本克也市長、県商工会連合会の轡田倉治会長らがくす玉を割り、喜びを分かち合った。
 台湾の観光客は郡山中央交通が運行するラッピングバスなどに乗車し、県内や東北地方などを巡る。
 福島空港発便は販売59座席のうち48席が埋まり、内堀知事ら訪問団も乗せて台湾へ飛び立った。
 旅仲間8人で台湾ツアーに参加する鏡石町の60代男性グループは「台湾はこれで3回目だが、以前は羽田から乗ったので、使いやすくて助かる。台湾ならではの食事や観光地を楽しみたい。この勢いで沖縄定期便も復活してほしい」と述べていた。
 なお定期便はチャーター便の実績などによって便数など検討する見込みであり、県は空港周辺自治体と協力しながら歓迎などのおもてなしを継続するほか、県民に福島空港発便の利用を促していく。

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