須賀川市中学生による模擬議会 松明製作指導者や交通手段の確保 市の様々な取り組みを質す


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    様々な分野を質問する生徒たち

 須賀川市の中学生による模擬議会は22日、市議会議場で開かれ、議員役の生徒23人のうち10人が市の教育や文化、福祉、環境など様々な取り組みについて質し、橋本克也市長や森合義衛教育長、担当部長らが答弁した。
 市の施策やまちづくりへの関心を深めること、生徒の意見や提言を今後の市政運営の参考にすること、生徒たちの主権教育などを目的に毎年実施しており、今回で7回目。
 生徒たちは各校で意見を出し合い、調べてきた内容などもとに、風流のはじめ館での中高生向けイベントの実施や校舎の水道・トイレの改修、若い世代の投票率向上に向けた取り組みなど幅広い質問を投げかけた(質問者、質問要旨は既報)。
 このうち松明あかしにおける松明製作の指導者が減っていることに対し、若い世代の指導者育成に向けた取り組みを質問された橋本市長は、「松明あかしの重要性を認識した若い人が製作の指導者となっていただくことは、持続的な開催を目指す上で大変重要である。町内会、青年会、企業など複数の団体が共同で松明製作する事例も増えてきている。今後は団体間共同での松明製作の支援や、松明製作の講習会開催などを通じ、若い世代の指導者育成に取り組んでいく」との考えを示した。
 また市民の移動ニーズに合わせた交通手段の確保として電動自転車によるシェアサイクル、個人の車両を使ったライドシェア、SNSや広報紙による情報発信を提案した生徒に対して、「しっかり調査・検討した提案をありがとうございます。いずれも重要な項目なので参考にしたい」と述べ、市の現在の取り組み状況を説明した。
 一般質問を終えた生徒たちは「議会の空気感や緊張感を体感できた」「知らなかった課題、問題にふれることができた」「この経験を生徒会総会や学校生活に活かし、未来に向けて頑張りたい」など感想を述べた。
 橋本市長は「皆さん一人ひとりも須賀川市民であり、その考えや思いも市政に反映されなければならない。これからも自分の考えをしっかり持ち、周りの違った意見にも耳を傾け、最善の結論を導き出すという民主主義を理解し、まちづくりの担い手となって、よりよい須賀川市を築いてくれることを心から期待している」とエールを送った。

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