「すかがわブランド」構築 福島大食農学類が提言


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    板橋部長に提言書を渡す学生たち

 ブランドすかがわ推進協議会の福島大食農学類との連携による「地産地消推進事業」施策提言会は29日、市役所大会議室で開かれ、連携事業最終年度のまとめとして学生たちが調査内容やかっぱ麺に注目した卒業論文などを発表し、市農業の振興の方向性や「すかがわブランド」の構築などに関する提言を行った。
 ブランドすかがわ推進協議会は市内農業関係6団体で構成する。
 同学類との連携は、地元農産物ブランド化や地産地消の推進へ、若い人たちの考えや意見を参考にするため、令和3年度から3年間をかけ、学生がテーマに沿った調査・分析を進めた。
 提言は大きく3つの項目からなり、「市農業の振興方向」は米やキュウリ、花きなどの主産地としての維持・発展や、農業法人を中心とする個別経営体の個性とネットワークを活かすことで市農業の厚みを増し、さらに地産地消拠点としてのはたけんぼの発展と機能強化、卸業者・飲食店・加工業者・自治体・メディア等関連主体との連携で、食と農の地域産業振興を図り、「すかがわブランド」の発展につなげる。
 項目「すかがわブランド」の構築は、かっぱ麺のブランディングと、生産―消費までの取引を通じた主体間のつながり強化など地域ぐるみで進める。また統一ブランド・コンセプトの立ち上げ、ロジマなどまちづくりとの連携やSDGsとしての地産地消、「主産地」と「地産地消」の両輪による「すかがわモデル」構築を目指す。
 提言「魅力的なプロジェクトの実践」は耕作放棄地対策を起点に、6次化商品化やイベント開催につながった「須賀川そば」の取り組みを例に、協議会と大学の連携による商品開発などを推奨した。
 提言会には学生13人のほか、河野恵伸教授、則藤孝志准教授と、協議会関係者らが出席した。
 学生から提言書を受け、会長の板橋圭寿市経済環境部長は「協議会で地産地消の仕組みづくりとして検討していきたい」とした。

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