歌い継ぐ「希望のうた」奏でる 大黒摩季さん・NAOTOさん 須賀川一小で児童と交流


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    大黒さんたちと交流した児童たち
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    児童と「希望のうた」を奏でる大黒さんとNAOTOさん

 かつて東日本大震災の被災地支援として須賀川一小に応援歌「希望のうた~カワセミのように」を贈った歌手の大黒摩季さんとバイオリニストのNAOTOさんは8日、同校で児童との交流会に参加し、同歌をともに奏でて心を通わせた。
 2人は震災後、大きな被害を受けた同校の子どもたちを元気づけたいと、チェリストの柏木広樹さん、作曲家の啼鵬さんとともに同歌を作り、同校にプレゼントした。
 それ以来、同校では校歌と同じく各行事などで大切に歌い継いでいる。
 交流会は全校児童518人が参加し、拍手と歓声で大黒さんらを出迎えた。
 被災当時に市役所で勤務し、同校と2人の関わりをサポートした菅野哲哉校長は、当時の状況や歌を作った2人の思いなどを紹介し、「皆さんの歌を2人に聞いてもらいますが、ずっと歌ってきた先輩たちの気持ちも乗せて届けましょう。そして、これからもずっとこの歌を大切にし、歌っていくことを約束しましょう」と呼びかけた。
 児童代表の瀧口美桜さん(6年)が「私たちはこの歌が大好きです。私は『信じてゆこう もう一度夢見よう/願いの力で扉を開けよう』という歌詞が特に好きです。私たちが卒業しても、この曲は大切に歌い続けていきます」と感謝を伝えた。
 全校児童と大黒さんが「希望のうた」を歌い、NAOTOさんもバイオリンで演奏し、笑顔を分かち合った。
 大黒さんは「自分自身、子どもの頃から歌で救われてきた。一人ぼっちの人、困っている人がいたら、その人とこの歌を笑顔で歌ってください。笑顔は隣の人にも移るから。みんなが笑うと元気になる。それが希望や勇気につながり、願いや夢が叶う。また会うとき、キラキラと夢を叶えていてください」、NAOTOさんは「この歌をみんなが歌い続けて、みんなの曲になったことがとてもうれしい。これからも大事にかわいがってください。この曲を作れたことを幸せに思います」とそれぞれ話した。
 なお同歌の歌碑は2年前に同校敷地内に建立した。

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