おにぎりで天栄米PR 小森さん道の駅に出店、販売


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    おにぎりで天栄米をPRする小森夫妻

 天栄米栽培研究会の農業小森美明さん(66)は天栄米「ゆうだい21」の魅力をより広く知ってほしいと、毎週土曜日と日曜日に道の駅季の里天栄でおにぎり販売店「おにぎり大作」を出店し、健康志向の「発芽玄米」や、良味を追求した「塩むすび」などで人気を集めている。
 小森さんは60歳まで白河市大信の製薬工場で工場長など務め、セカンドライフとしてそれまで手伝いで行っていた米づくりを本格的に取り組み始めた。
 専業農家になってまだ年数は少ないが、良食味米作りに励み、これまで米・食味分析鑑定コンクール国際大会の国際総合部門で特別優秀賞を2度受賞するなど成績を残している。
 天栄米を使ったおにぎり販売によるPRは以前から研究会で話題に上がっていたが、行動まで至っていなかったため、小森さんが手を挙げた。
 営業を始めるまで約2年をかけ、試作品づくりやメニューの選考、経営のアドバイスを受けたり、同業他店の視察などを繰り返した。
 「若い女性層の発信力を味方につけるため、発芽玄米のおにぎりを作りました」と小森さん。仕込みに10日ほどかかり、ヌカ臭さを抑えるため炊飯時にヨーグルトを混ぜるなど工夫のかいもあり、評判は上々だ。
 「おにぎり大作」の人気に仲間たちも感謝の言葉を寄せているという。
 妻の優子さんと二人三脚で米づくり、おにぎり作りに取り組む小森さん。「天栄で美味しい米が作れる理由は生産者の技術ばかりでなく、先祖代々積み重ねてきた土作りの成果という面も大きいです。だからこそそ、次の世代に天栄ならではの美味しい米が作れる土台を渡せるよう、天栄米の一層のブランド化に役立ちたいです」と意気込む。
 営業は土・日曜日の午前9時から午後2時頃まで。シャケ、昆布、ツナマヨ、ネギ味噌などの味も販売し、いずれも1個200円。