速報 須賀川一小教頭の酒気帯び運転逮捕事案で市教委が会見


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    陳謝する森合教育長ら

 27日深夜に発生した須賀川一小教頭(50)の酒気帯び運転による交通事故の現行犯逮捕事案について、市教育委員会は29日に市役所で記者会見を開き、森合義衛教育長らが子どもたちや保護者、地域住民、県民の信頼を大きく損ねたことに深く謝罪し、再犯防止や児童のケアに努めると述べた。
 森合教育長のほか、角田良一教育部長、野原光弘学校教育課長、柿沼孝明管理主事が出席した。
 角田部長らが説明した経緯によると、須賀川一小の教職員42人が市内宴会場で午後6時から8時半まで送別会を開いた。午後9時から教頭、校長を含む7人が市内居酒屋が二次会に参加、10時頃に閉会し、アルコールを飲んでいなかった教員が教頭を駐車場まで送り届けた。
 教頭はその後、酒気を帯びた状態で自家用車を運転し、午後10時46分頃に鏡石町鏡沼の国道4号上交差点で信号待ちしていた乗用車に追突し、運転手などにケガを負わせた。
 市教委は関係者に事情の聞き取りを行い、28日に全保護者を対象とした説明会を開いた。100数十人が出席し、校長が謝罪した。保護者から「教頭が不在となることで学校スケジュールに変更が生じるか」と質問があり、「子どもたちが通常の学校生活を送れることが最優先であり、何も変わらず学校に通えるよう全職員で努めていく」と応えたという。
 ショックを受けた子どもたちに対し、新年度子どもたちが安心して登校できるよう心のケアに全力を尽くすとした。学校で考える方法としては、教職員が子どもたちをよく観察し一人ひとりの変化に注意深く目を凝らし、声を掛ける。校長は4月8日の登校初日に子どもたちにしっかりと説明する。市教委は同日から緊急時のスクールカウンセラーを派遣できるよう手配を進めている。
 再発防止は28日に全校に改めて法令遵守を強く求めたほか、帰宅方法について事前に確認する、帰宅方法を互いに確認するなど具体的な内容を示して通知した。
 なお教頭の処分については市教委が学校から上がってきた報告書に教育長の内申を付けて県教委に報告し、県教委が処分基準に照らし合わせて処分する。酒気帯び運転のため懲戒免職が考えられる。
 須賀川署によると教頭は30日に釈放され、任意捜査に切り替えられる見込み。

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