児島さんらが最優秀賞 県農業クラブ意見発表大会


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    これまでの成果を発表する生徒たち

 県学校農業クラブ連盟の高校総合文化祭農業部門意見発表大会は11、12の両日、須賀川市文化センターで開かれ、岩瀬農業高は意見発表Ⅲ類で児島柚乃さん(3年)、クラブ活動紹介発表で佐久間金範さん(同)、大倉早稀さん(同)、鈴木理央さん(同)、片桐花乃さん(2年)のグループが最優秀賞に選ばれた。
 これまでの活動の成果を発表する機会として毎年開かれている。県内11校から158人の代表生徒が出場した。
 児島さんは生まれ育った鏡石町の農産物の美味しさを全国に広めたいと同校アグリビジネス科に進学した。町で生産された昨年のリンゴについて、日照不足で多くを廃棄した現状を知り学校に相談したところ、新たな加工品を学校、町、八芳園の産学官連携で開発することとなった。鏡石らしい商品としてリンゴとミルクの2層のジャムを開発し、販売に向け準備を進めている。児島さんはジャムを通じ「多くの人が鏡石産の農産物を求め、活気ある町にしたい。まずは私がその中心となり、商品開発を通して地域活性の鐘の音を町全体に響かせていきたい」と発表を締めくくった。
 佐久間さんら農業クラブは、「農業DX」の観点から同校の活動を振り返る発表にまとめた。認証数高校単独日本一であるグローバルGAPの取り組みや、産学官で連携して進める商品開発、イベント開催など紹介し、「ロボットやドローンを活用した先端技術の導入がなくても、日々の学習の積み重ねや記録を残し続けることで、岩農独自の農業ビックデータを構築し活動のノウハウに活かしている。今年度、県内の農業高校で唯一、文部科学省のDX加速化推進事業に選ばれ、農場のネットワーク化に取り組むことになったが、これからも県の新しい農業技術のパイオニアを目指す」とした。
 最優秀賞受賞者は8月27、28の両日に秋田県大曲市民会館で開かれる東北大会に出場する。
 同校のそのほかの成績は次の通り。
 【意見発表】◇Ⅰ類▽優秀賞=佐藤希(2年)◇Ⅱ類▽努力賞=那知上歩利(同)
 【プロジェクト発表】◇Ⅰ類▽優秀賞=石森将(3年)丹治隼斗(同)柳沼翔太(2年)栁川黎弥(同)◇Ⅱ類▽努力賞=根本圭太、日下雫、佐藤拓海、増子陽誉(以上3年)◇Ⅲ類▽優秀賞=西間木遼大、渡邉絢仁、本多辰之介、小針凰雅、大和田莉那、熊谷望杏(以上3年)

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