天栄村で初の避難訓練 行政区役員が対応を確認


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    通報システムの操作方法など確認する参加者たち

 天栄村の避難訓練は16日、各行政区の役員ら計100人以上が参加して行われ、避難ルートや避難所の円滑な設置などを確認し、万が一への対応を強化した。
 本格的な出水期を前に村全体の防災力を高めるため、初めて実施した。
 大規模な水害が発生した想定のもと、「高齢者等避難準備」を防災行政無線とエリアメールで発信したのを合図に訓練を開始し、参加者らはそれぞれの避難所に自家用車などで駆けつけた。
 村体育館には西郷、中郷、児渡の役員らが避難し、到着後は避難所開設チェックリストを使って受け入れ体制を整え、住民や避難行動要支援者の安否確認、避難者名簿の作成などを進めた。
 またハザードマップを広げて想定される被害を確認したほか、村公式LINEの通報システムについて利用法を確認した。
 同システムはLINE上での自動対応により道路や上下水道などの損傷を村担当課に伝えるもので、災害時にも活用が期待される。
 その後、クイックテントの設営・撤去訓練も行い、一連の訓練内容を振り返った。
 参加者からは「避難時のトイレ確保が心配」「平日の日中は動ける人も少ないはずで、要支援者への支援が足りるかどうかわからない」など意見が上がった。
 添田勝幸村長は「どんな災害であっても、訓練以上の動きはできない。今回の経験を家族や地域内で話し合い、地区防災計画の策定に役立てていただきたい」と講評した。

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