思い一つに「Hero」歌う 釈迦堂川花火大会 音楽創作花火の歌声録音


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    力強いハーモニーを響かせる中高生たち

 須賀川市釈迦堂川花火大会の目玉を飾る音楽創作花火に向け、中学・高校6校の合唱部員約70人は7日、tetteに集まり、安室奈美恵の「Hero」を歌い上げ、美しいハーモニーを録音した。
 音楽創作花火は生徒たちの歌声と夜空を焦がす花火の光、振動が織りなすプログラムで、これまでも多くの観客に感動を与えてきた。
 今年は須賀川二中、仁井田中、須賀川創英館高、須賀川桐陽高、清陵情報高、岩瀬農業高の合唱部員が歌声を合わせた。
 部員たちは各学校で磨いてきた練習の成果を全員で調整し、2時間半に及ぶ試行錯誤の末に気持ちを一つに重ねた力強い歌声を完成させた。
 各部の代表者のコメントは次の通り。

▽須賀川二中・満山結愛部長=サビのところで全員の感情が重なり合う歌声を響かせることができて、歌いながら鳥肌が立ちました。ダイナミックな曲なので、花火とともに壮大に盛り上がってほしいです。

▽仁井田中・先崎しおん部長=全員で無事に一つの歌を完成できて、大きな達成感が得られました。「君だけのためのヒーロー」というイメージを多くの人に伝えたい強い気持ちで歌いました

▽須賀川創英館高・間弓智香部長=テンポが速く合わせる際の声が難しかったですが、最終的に響きを合わせることができました。多くの人の心をつかむ曲と花火のコラボレーションなので参加できてよかったです

▽須賀川桐陽高・大内玖瑠海部長=行事などの合間に練習してきたので大変でしたが、満足ゆく完成度に高められました。中学生のエネルギーもすごかったです。大人数での声の調和なども勉強になりました

▽清陵情報高・佐藤一聖部長=部員4人と普段はとても少人数なので、リズムや音の強弱など合わせるのが難しかったですが、最後はしっかり合わせられました。本番はぜひ男声ソロにも注目してほしいです

▽岩瀬農業高・伊藤さくら部長=特に「どんなときもそばにいるよ」という歌詞に思いを込めたので、当日は来場者の元気や勇気につながったらうれしいです。曲のイメージをしっかり持って歌うことなど、教わったことを今後に活かしたいです。