布絵の会「れんげ草」の作品展 国分内科クリニックの六点美術館


  • 画像
    仲間と作った繊細な作品を飾る倉田さん

 須賀川市中宿の国分内科クリニック内の六点美術館は8日から8月末まで、西川地内の倉田裕美子さんが主宰する布絵の会「れんげ草」の作品展を開き、布の色彩や質感によって巧みに描かれた13点の力作が並んでいる。
 倉田さんは約20年前、同クリニックに展示された市内の布絵作家・赤松香月さんの作品に出会い、見事さに感動して赤松さんから布絵を教わり始めた。
 教室を卒業した10年前、パーキンソン病を患う白河市の近藤潮香さんから布絵を教えてほしいと頼まれたことをきっかけに、同市で「れんげ草」の活動を始めた。
 同会は年1回バザーを開き、益金の一部を京都大の難病治療研究に寄付するなど、布絵の創作にとどまらない思いをともにする仲間たちの活動となっている。
 今回は倉田さんが自然の風景を切り取った清涼感のある作品5点のほか、近藤さんが爪楊枝などを使って完成させた富士山や、ベテランの仲間たち3人の風景、動物画などを展示した。
 倉田さんは創作の出発点でもある同会場での展示について「夢のようで、とても感慨深いです。布絵はやればやるほど奥深く、完成まで1点あたり1~3カ月かかりますが、没頭して楽しんでいます」と語る。
 また同会の活動について「少しでも役立ちたいと仲間と一緒に続けており、今後は作品の販売を寄付につなげたいです」と優しく微笑んだ。

とっておき情報募集