「希望のうた~カワセミのように~」が絵画に 「絆」「飛翔」の除幕式 須賀川一小


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    (左から)「飛翔」「絆」の完成を喜ぶ柏木さん、國井さん、NAOTOさん
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    絵画に目を輝かせる子どもたち

 須賀川一小の震災復興応援歌「希望のうた~カワセミのように~」を表現した絵画の除幕式は9日、同校で行われ、「絆」「飛翔」と題する1対の油彩画(各縦90㌢×横270㌢)が全校児童520人にお披露目された。
 同歌は東日本大震災で校舎全壊などの大きな被害を受けた同校の子どもたちの力になりたいと、バイオリニストのNAOTOさん、チェリストの柏木広樹さん、バンドネオン奏者の啼鵬(ていほう)さんが作曲、シンガーソングライターの大黒摩季さんが作詞し、震災翌年に贈った。
 それ以来、様々な行事で歌い継いでいる。
 絵画は歌詞に込められた思いを同校非常勤講師の國井伸行さん(61)が汲み取り、今年4月の構想開始から3カ月で完成させた。
 2枚は春、夏と連続性を持って描かれており、「絆」は夜桜が咲き誇る中、淡い光に包まれた子どもたちがうずくまる情景を背景に、2羽のカワセミが絆を育むような様子が表現されている。
 時を経て、「飛翔」でカワセミは親となっており、我が子に背を向け大きく翼を広げている。光に包まれていた子どもたちはその中から解き放たれ、朝焼けの空へ両手を広げて自由に飛ぶ姿が描かれる。
 除幕式は國井さんとNAOTOさん、柏木さんも出席した。
 國井さんは歌の1番と2番に合わせて2枚の作品にしたことや、「桜」や「カワセミ」など3つのドラマを盛り込んだことなどを説明し、「皆さん一人ひとりが見て、感じたそのままを受け取ってください」と述べた。
 子どもたちはこれまで大切に歌ってきた曲を視覚的に表現した同作に目を輝かせ、込められた思いに対するイメージを広げている様子だった。
 絵画は校内の桜水ホールに歌詞とともに展示する。
 なおNAOTOさんと柏木さんは10日に市文化センターで芸術鑑賞教室を開き、同歌やtetteのテーマソングなどを披露した。

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